(スタッフ高畠)
奥村さんに勧められて、初めてこのブログ書いています。
お題は “Let’s Enjoy English!” (ありがちですが、、、)
よく英語の苦手な人から、「何か楽しく学べる方法はないの?」
と尋ねられます。
それには自分が興味のあることから始めるのが一番。
私の場合、それは洋楽や洋画でした。
ビートルズが来日したのが中学時代。まだその頃は歌の内容も
良さも分かっていませんでした。
高校生になるとラジオの深夜放送で流れる洋楽にはまったり、FEN(在日米軍向けラジオ放送)を聞いたり、銀座で洋画を
観たり、、、
英語劇も実際に演じてみたり、好きな洋楽の歌詞カードを持ち
歩いて覚えたりしていました。
高校で英語を教えるようになってからも、リスニング教材として
よく洋楽を使いました。
もっぱら聞き取りやすく分かりやすい歌中心。(カーペンターズ、
スティービーワンダー、ジョンレノン、マイケルジャクソン、
クィーン等々)
時たま時間があるときに行ったライブビデオや洋画の鑑賞も人気でした。
“We Are The World” “ET” “Back To The Future” “My Friend Forever” 等はお勧めです。
今回からしばらくの間は、私が一番教材として利用したビートルズのお話をしましょう。
彼らの全歌詞集がペンギンブックス(英国発の洋書文庫本)から
出ていて、順に読んでいくと詩の内容がどんどん深くなって
いくのがよくわかります。
もちろん音楽が素晴らしく色々新しいことに挑戦していますし、今では教科書に載るくらい親しまれている曲もたくさんありますね。
初期作品は内容も単純で分かりやすく(ほとんどラブソングか日常風景を描いたもの)、短いので英語入門には最適です。
英文法のお勉強にもなりますよ。
例えばファーストアルバムに入っている “Love Me Do” このdo、何だか分かりますか?
これがいわゆる「動詞を強調する助動詞のdo」です。
普通の語順にすると “Do Love Me” (doを強く読むこと!)
命令文 “Love me” よりさらに強く、「本当に僕のことを愛して!」という感じです。
例文 1 I do believe in UFO. 「僕はUFOの存在を本当に 信じている」
2 She did say so. 「彼女は本当にそう言ったんだ」
同じファーストアルバムに入っている “Please Please Me”
これを 「どうぞどうぞ私」 と思っている人はいませんか?
実は2つ目のpleaseは動詞で「喜ばせる」という意味。
つまり「どうぞ私を喜ばせて」と歌っているのです。
“I’m pleased to meet you.” 「お目にかかれて嬉しいです」のpleaseですね。
今では歌詞集を買わなくても、ネットで曲の題名と歌詞と入力すれば、すぐ手に入ります。
Youtubeで検索すれば曲を聞くことも出来ますから、是非やってみてください。