緊急事態宣言が開けました。
まだまだ予断を許さぬ状況ではありますが、少しずつ教室を再開していく目処が立ちましたのでこちらのブログも再開をしていこうと思います。
まず最初にお伝えしなくてはならないのが、この間のコロナの影響も含めてこれまで蒲田駅前にあった教室の場所を閉めることとなったことです。
2年間という短い間ではありましたが、思い出の詰まった場所であり、名残り惜しくもあります。惜しむらくは教室お別れパーティーなどもやれたらよかったのですが、状況が状況であったので開催できなかったことですね。
さて、新天地ということではあるのですが、昨今の社会情勢もあり、会場探しには少し苦労をしたものの、おおよそ二つの会場を借りることで毎週の教室の目処が立ちました。
「ふれあい蓮沼 集会室」
「消費生活センター内 集会室」
以上の二箇所を状況に応じながら使用していくこととなります。
また通塾を避けたいなど、事情のあるご家庭にはオンラインのサポートを行う体制も取ることがスタッフの協力でできそうです。
生徒やスタッフにも無理のない範囲で参加を促しておりますが、久しぶりに来室した生徒たちは学習はもちろんのことですが、「話したいことが溜まっていたのだな」という印象で、堰を切ったように最近のことをスタッフとたくさんおしゃべりすることができました。
学習を進めていくことはもちろんですが、改めてNPO法人の学習支援教室として、居場所の機能もとても大切だなとスタッフとも共有しました。
社会を生きる大人たちはもちろん大変な中で生活を送っていますが、子どもたちも限られた環境の中、時に逆境、時に退屈とも闘いながら過ごしているのだなと思います。
いつも以上に嬉々と語らいながら学習も深めていくその姿を改めて目撃したことで、自由塾という一つの教室が社会にもたらす意義も深いものなのだなと私も一人のスタッフとして感じることとなりました。
教室の場所や時間は、会場の都合で時々変わりますが、引き続きよろしくお願いいたします。
教室長 奥村天志